【西陣織】

フクオカ機業

FUKUOKA WEAVING

伝統の技術で京都の未来を拓く
-シルクからカーボン硝子繊維を視野に-

進化し続ける西陣織

 明治35年創業の初代当主が、西陣で初めてジャカード機を導入し、新たな織物制作に挑戦して以来、ジャカード機による織物制作にこだわりつつ、新素材との融合を計るなど、長年生まれてきた伝統とその技術の進化を求めて事業を展開している。

高貴さの基調は有職文様にあり

 明治以前からの京都の朝廷や公家文化に基づく織物の伝統様式=有職文様。それらの文様の持つ意味を大切にする文化を維持、育てる気持ちが、十二単の制作や皇室に関連する織物文化にも関わりを持つなど、一貫した織物制作のベースとなっている。

技術の継承と担い手の育成を目指して

 ベテラン職人による技術の継承を目的に、若い職人の育成に力を注ぎ、さらに将来へ向けては、技術への理解を共有する仲間と連携した生産活動にも積極的に取り組んでいる。

Master Craftmanship
匠の技

伝統技術をベースに、SDGsも視野に未来を指向する

さまざまな技術的困難を克服し、工業用カーボン糸を用いたカーボン繊維を開発、商品化、また、ガラス繊維やペットボトルを原料とした再生糸を使用した織物にも取り組むなど、伝統技術を活かしつつデザインを香美市、新たな未来社会に向けた商品開発にチャレンジし続けている。

WEBカタログ/BIMオブジェクト
世界対応のbimobject®ライブラリより各製品のシームレス画像、BIMデータのダウンロードができます。 
ギガピクセルビューアー

糸や縫い目まで再現された超高解像度の画像を見ることができます。

NISHIJIN CARBON
高機能性と意匠性の両立

フクオカ機業 / KM22_fukuoka-007 / 立菱(金糸入)) / 立菱 / 炭素繊維、金糸
W1000mm

「襷」は織り糸の斜めの線が交差した文様で、斜め格好、菱格子ともいう。
奈良時代の染織品に見られる文様で、今回は炭素繊維で織り出し、金糸でアクセントを添えている。

バーチャルクラフトツアー

3D VR撮影による京都の染織技術を支える工房の様子をWebからバーチャルツアーで体験することができます。

スクリーン リーダーのサポートを有効にする スクリーン リーダーのサポートを有効にするには、⌘+option+Z を押します。キーボード ショートカットの詳細については、⌘スラッシュ を押します。
対応可能な納品形式
  • 京都の伝統技術(染・織・絞)で生産したテキスタイルのオーダー製品

  • テキスタイルを表層部分に用いたアートパネル

  • テキスタイルを挟み込んだ合わせガラスを利用したテーブル等の什器

  • テキスタイル生地を張り地へ適用した什器

全商品について:製作可能寸法は、各事業者のサイズ・最大織り巾により異なります

ガラス・アクリル商品について *:製品の厚みは用途や使用サイズ、生地によって異なります

壁紙について*:【不燃】不燃対応 【準不燃】準不燃対応

※上記の記載のない場合は防火非対応

※織物壁紙は柄が正確に合わないため、ジョイント部分が目立つ場合がございます

使用実例
  • ホテル装飾

  • 自動車フロントグリル

  • 自動車内装

事業者紹介

京都の染織事業者の伝統技術や製品へのこだわりをムービーで紹介します。

代表取締役 福岡 裕典

有限会社 フクオカ機業
〒602-8471 京都市上京区浄福寺通五辻東入一色町35番地の7