細かな手作業の味が
絞り染めのなかに集約されている
絞り染めは贅沢な職人の手わざの集大成
絞り染めは繊細で緻密な独特の風合い表現のための細かな手仕事が要求され、その膨大な作業の集績の結果として生み出されるユニークな美しさや特別な素材感は他に並ぶものがない。
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糸くくり
紋紗
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からみ織
精緻で細かい日本の絞り
既にとだえてしまった技術もあるが、現在でも50種前後の多彩な絞りの技法が残されており、特に精緻で細かいことが日本の伝統的絞り技法の特徴となっている。繊細な手仕事の味を、他社にはない強みとして提案、製品化している。
伝統の革新が技術を発展、創出させる。
「板締め用の材料や桶絞りの木桶など、職人さんが減って道具が貴重なものとなっているが、伝統的技術を残し、継承するとともに、絞った生地をそのまま使用するなど手作業の良さを伝え発展させる試みにも取り組んでいる。3Dプリンターを使用した新たな技術の開発など、世界に通用する製品としての提案も進めている。
MO19-06裏面
桶絞り
板締め