魅力的で個性的な織物が
西陣織の未来を拓く
多種多様な織りを実現できる生産体制
長年の帯作りで培った熟練の技術を持つ最大級の手機職人集団が織り出す、微妙な柔らかさでふんわりと織る手機織物でも、かっちりと正確に多くを織り出せる力織機による生産でも、常に様々なニーズに対応できる規模の織機、技術者、工場を備えている。
広汎な独自技術の蓄積を活かす
広く織りの世界に挑戦し、他社にはない独自技術の開発と今日では試みる人のない手撚りの紡ぎ糸を使って透け感をつくる「よろけ織」や、正倉院伝来の絞り染めを織りで再現した「纐纈織(こうけちおり)」、能楽観世流片山家に伝来する装束を20年以上かけて復元するなどで学び取った技術や素材に関する豊富な知見を、現在の作品作りに活かしている。
よろけ織
復元能装束
西陣を牽引するトップランナー
フランスのメンゾン・エ・オブジェやドイツのアンビエントなど、世界の大規模な展示会にも出展を続け、個性的なデザインなど、他にはできないものを織ることにチャレンジしている。また、西陣のリーディングカンパニーとして、手織文化への啓蒙や振興に積極的に活動するなど、常に西陣の織物文化全体に目配りし、西陣全体を盛り上げることに取り組んでいる。
織成館
細やかな品質管理