“光のオーケストラ”
金彩友禅が奏でる美のハーモニー
不断の技術開発が生んだ金彩友禅の創始者
近世衣装の金彩技法に触発されて取り組んだ地道な技術開発によ り、それまでの金彩加工の欠点であった接着剤・糊を新たに開発。そ れにより加工後も柔らかな風合いを保ち、アイロン・ドライクリーニング ができるようになり、水着にも金彩を施すことが可能になった。さらに現 在では100を越える「金色」表現を開発し、光の魔術ともいえる微妙で 多様な色彩表現の世界が広がる。
日本文化をベースにした洗練された美的空間表現
開発された新たな技術の活用により、日本の伝統文化に裏付けられた斬新 で美的な表現力で作品制作・発表を行ってきた。装飾加工技術のパイオニアとし 創業者 ての金彩友禅の独自性・独創性は海外でも既に高い評価を得ている。
金・銀彩だけで表現できる輝きの世界
金彩友禅は技術革新により耐光堅牢度(7級)をもち、ハイグレードな製品づくり だけでなく、和・洋を問わず、ドレス、建材やタペストリー・屏風などのインテリアから バッグなど小物類、アクセサリーまで広く展開されている。