【丹後織物】

安田織物

YASUDA TEXTILE

独特の「透け」が織りなす
光と空間の新しい価値

透ける生地「からみ織」の技術

 横糸が通るとき生まれる空間が「透け」につながり、見た目が涼しそうで軽くて空気もよく通るのが「からみ織」の特徴。
 織り出される生地は、光との相性で見え方が変わり、立体感やグラデーションの表現が可能になるなど、独自の技術での商品開発に高いポテンシャルを持っている。

  • 紋紗

  • からみ織

海外一流デザイナーに選ばれた表現力

 「絽」や「紗」など10種類ほどもある夏物を織れる織機を揃えているところは他にはなく、ジャカードで紋紗、紋絽を織るノウハウがある。紋入りの生地で多彩な意匠がつくれる技術力で、パリなどのオートクチュール、ファッションショーの特別な要求にも応えてきた経験を活かし、細かいオーダーへの対応力を持つ。

  • 左:絽 右:紗

ここにしかない技術の開発

 「からみ織」にプラスして、シースルーの生地に地紋を入れたり、ラメなどの糸を使って、見る角度や表裏で色や透け方の違う複雑な意匠を実現したり、ここにしかない技術を新しい商品作りに展開させている。

  • MO19-06裏面

  • 細やかな品質管理

  • 波絽

Master Craftmanship
匠の技

透ける生地の“からくり”と
“デザイン”が独創を生み出す

 隣り合った糸同士が絡んで横糸が通る。横糸が通る時にそこの反発力で空間が生まれ、それが「透け」に繋がっている。全体が透けていても、そこに柄がはまっていて、光の反射を使った柄の表現もでき、表裏で全く違う輝きの表現もできる。生地に空間を作る技術、織り方が複雑なために、ひとつひとつが手仕事のように希少である。

  • 紋絽

  • 検品では「透け感」を確認する

WEBカタログ/BIMオブジェクト
世界対応のbimobject®ライブラリより各製品のシームレス画像、BIMデータのダウンロードができます。 
ギガピクセルビューアー

糸や縫い目まで再現された超高解像度の画像を見ることができます。

ICHIMATSU
透け感が見た目の爽快さ、立体感を感じさせる

安田織物 / MO19-01 GOLD×BLACK / ICHIMATSU / 絡み織り(金ラメ入り紋紗)
絹、キュプラ、ポリエステル / W1140mm

この生地は、絡み織りという織り技術で織製され、透け感が特徴。緯糸に絹と金ラメを使い、ジャカードによる紋織りで市松模様を表現し、風合いを持たせながらも全体に同じ透け感がある。織りあがってから黒に染めている。

バーチャルクラフトツアー

3D VR撮影による京都の染織技術を支える工房の様子をWebからバーチャルツアーで体験することができます。

対応可能な納品形式
  • 京都の伝統技術(染・織・絞)で生産したテキスタイルのオーダー製品

  • テキスタイルを表層部分に用いたアートパネル

  • 2枚の板ガラスそれぞれの間に特殊中間膜を挟んだ5層構造の合わせガラス
    * ガラスの厚み:3mm+3mm
    製品の厚み:7.5mm〜8.5mm

  • テキスタイルを挟み込んだ合わせガラスやアクリルパネル等を加工・組み込みをしたパーテーション*

  • 空間の間仕切り、目隠しとして使用できるシェード

全商品について:製作可能寸法は、各事業者のサイズ・最大織り巾により異なります

ガラス・アクリル商品について *:製品の厚みは用途や使用サイズ、生地によって異なります

壁紙について*:【不燃】不燃対応 【準不燃】準不燃対応

※上記の記載のない場合は防火非対応

※織物壁紙は柄が正確に合わないため、ジョイント部分が目立つ場合がございます

使用実例
  • オートクチュールのショーに使用


  • オートクチュールのショーに使用


  • スカーフ

事業者紹介

京都の染織事業者の伝統技術や製品へのこだわりをムービーで紹介します。

代表取締役 安田 章二

安田織物株式会社
〒 629-2404 京都府与謝郡与謝野町後野811-2